クレジットカードが生まれた秘密
現在、日本で発行されているクレジットカード数は3億枚を超え、人口の約3倍にも達すると言われています。
このように私たちの生活になくては欠かせないもの、にまでなってきているクレジットカード。みなさんは、そんなクレジットカードがいつ、どのようにして生まれたのかをご存知でしょうか。
今回はそのことについてお話したいと思います。 クレジットカードが生まれたのは、実はかなり最近のことで、今から61年前の1950年であると言われています。
生まれた場所は、現在クレジットカード大国で知られるアメリカ合衆国。 話はクレジットカード誕生の一年前、1949年までさかのぼります。1949年のある日、当時ニューヨークで実業家として名前を馳せていたフランク・マクナマラが、ニューヨーク、エンパイヤステートビルに隣接する超有名レストラン「メジャーキャビングリル」で食事をしていました。
食事相手はフランクの古くからの友人として知られるアルフレッド・ブルーミングイル、そして敏腕弁護士だったラルフ・シュナイダー。実業家であったフランクは、現在の事業についての相談を、食事をしながら彼ら二人にしていたのです。
食事が終わり、有意義な時間が過ごせて大満足のフランク。さあ、いざ帰ろう、今日はいい話を聞かせてもらったので、当然私の奢りで…というまさにその時。
フランクは自分の大失態に気がつきます。なんと、お財布を持ってくるのを忘れていたのです。これは後に気がついたらしいのですが、フランクはレストランに来る前に、大事な食事ということで、新品のスーツにわざわざ着替えたらしいのです。
その時に財布を新しいスーツに入れるのを忘れてしまったのです。 焦るフランク、苦笑いを浮かべるしかない友人二人。
その場はなんとかすぐに奥さんに連絡し、お金を持ってきて精算することができたのですが、フランクにとっては大失態。その晩、恥ずかしい思いが彼の頭の中をかけめぐります。しかしここで落ち込むだけで終わらないのが、実業家。彼の思考はこうでした。